アルパイン、最終赤字20億円…通期も下方修正 第1四半期決算

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アルパイン ビッグXシリーズ(参考画像)
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アルパインは7月27日、2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は624億8300万円(前年同期比-14.9%)、営業利益は3億8200万円(同-79.8%)。経常損益は7億7700万円(前年同期は26億4000万円の黒字)、四半期純損益は20億6100万円(同11億2800万円の黒字)のそれぞれ赤字となった。

音響機器事業では、市販市場向け、自動車メーカー向け純正品ともに、オーディオ機能がナビゲーションやディスプレイ製品など情報・通信機器と融合し売上は減少傾向。純正品では、燃費や環境に配慮した軽量・薄型スピーカーの受注拡大を図ったものの、同事業全体の売上は同18.8%減の114億円と落ち込んだ。

情報・通信機器事業では、国内市場に11インチ大画面ナビを、北米市場にApple CarPlay対応の新製品などを投入するも、国内外ともに市場環境が厳しく、売上高は減少。事業全体では、同14.0%減の510億円となった。

売上の減少に加え、為替差損17億7800万円を計上するなど、円高の影響が大きく、20億6100万円の最終赤字となった。

通期業績見通しについては、想定の為替レートよりも円高に推移していることから下方修正。売上高は2556億円(前回予測比-64億円)、営業利益39億円(同-6億円)、経常利益27億円(同-18億円)、最終損益は9億円の赤字(同-24億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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