アルプス電気が発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、経常利益が前年同期比76.1%減の31億9900万円と大幅減益となった。
売上高は同10.0%減の1747億4000万円と減収だった。電子部品事業では、車載向け製品で入力用モジュールや通信モジュールを中心に受注が順調だった。しかし、車載情報機器事業が為替換算の影響もあって減収となった。
営業利益は、電子部品事業、車載情報機器事業ともに減益となり、同62.4%減の50億4900万円と大幅減益となった。
四半期純利益は同69.5%減の26億3800万円と大幅減益だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。