ユタカ技研が発表した2016年4~6月期(第1四半期)連結決算は、税引前利益が前年同期比45.0%減の18億5300万円と大幅減益となった。
売上高は同6.4%減の378億0400万円と減収だった。国内、海外市場で主にホンダからの受注が増加したものの、為替換算の影響があった。
収益では、競合の拡大による利益の低下や経費の増加に加え、為替差損もあって営業利益は同18.0%減の28億2600万円と減益となった。四半期純利益は同42.2%減の11億6400万円だった。
通期業績見通しは為替の円高傾向での悪化影響、一部地域で顧客からの受注が見通しを下回る見通しで前回予想から120億円マイナスの1510億円に下方修正した。
収益でも営業利益が16億円マイナスの112億円、経常利益が23億円減の102億円、当期利益が16億円減の65億円となる見込み。