リンカーン中国販売、3倍の大幅増…上半期で2015年通年超え 

自動車 ビジネス 海外マーケット
リンカーン MKC
リンカーン MKC 全 4 枚 拡大写真

米国の自動車大手、フォードモーターの高級車ブランド、リンカーンは、2016年上半期(1-6月)の中国新車販売の結果を公表した。総販売台数は1万2450台。前年同期に対して、ほぼ3倍の伸びを示した。

フォードモーターは2012年8月、リンカーンブランドの中国進出を発表。2014年後半の販売開始に向けて、ディーラーネットワーク開拓などの準備を進めてきた。

2014年4月には、中国北京市にブランド情報発信基地として、「リンカーンスペース」をオープン。さらに秋には、中国主要7都市に、8ディーラーを開業し、販売活動を開始。その後、中国全土の50都市に、60のディーラーネットワークの整備を目指す。

2016年上半期の中国新車販売台数は、前年同期のほぼ3倍となる1万2450台。小型クロスオーバー車の『MKC』をはじめ、中型SUVの『MKX』、フルサイズSUVの『ナビゲーター』、中型セダンの『MKZ』が支持を集める。

リンカーンは初の年間を通してのフル販売となった2015年、中国で1万1630台を販売。同ブランドは、「2016年上半期の販売台数が、すでに2015年通年を上回った」とコメントしている。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【日産 ルークス 新型】「ルークスはパイクカー」開発デザイナーが立ち返った“軽ならではのデザイン”とは
  2. 日産『リーフ』新型、米国EV最安値の約440万円から…今秋発売へ
  3. 「本当に世に出るとは」わずか1トンの車体に800馬力V12を搭載、「超アナログ」なスーパーカーにSNS沸く
  4. 「アルパインスタイル仙台R4」がグランドオープン、待望の仙台エリアへ出店
  5. 三菱『デリカミニ』がフルモデルチェンジ!「やんちゃ坊主」感アップ、走りも三菱らしく進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る