ホンダ NSX 新型のGT3レーサー、初の公開テストへ

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新型アキュラ(ホンダ)NSX GT3
新型アキュラ(ホンダ)NSX GT3 全 4 枚 拡大写真

ホンダの海外向け高級車ブランド、アキュラは7月27日、新型『NSX』のレーシングカー、「NSX GT3」の公開テストを7月28‐29日、オハイオ州のサーキットで行うと発表した。

同車は2016年3月、米国で開催されたニューヨークモーターショー16で初公開。NSX GT3は、新型NSXをベースに、FIA(国際自動車連盟)のGT3レギュレーションに適合させたレーシングカー。2017年シーズンの実戦デビューを目指す。

ミッドシップには、新型NSXと同じ3.5リットルV型6気筒ガソリンツインターボエンジンを搭載。エンジンブロック、ヘッド、バルブトレイン、クランクシャフト、ピストン、ドライサンプオイル潤滑システムは、市販車から流用する。トランスミッションは、6速シーケンシャル。

NSX GT3の市販車との最大の違いは、ハイブリッドシステムが搭載されない点。エンジンのパワーだけが後輪を駆動するMR(ミッドシップ・リアドライブ)車となり、市販車の新型NSXの特徴である前/後輪へのモーターパワーのアシストはない。これは、FIAのGT3レギュレーションが、ハイブリッドと4WDを禁止しているため。

このNSX GT3が7月28~29日、オハイオ州のサーキットにおいて、初の公開テストに臨む。これは、「ピレリワールドチャレンジ」のフリー走行に参加する形で実現するもの。開発ドライバーのピーター・コックス氏が、ステアリングホイールを握る。

《森脇稔》

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