ホンダ、通期営業利益6000億円予想を据え置き…第1四半期は12%増益
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同期の四輪車グローバル販売は6%増の121万3000台だった。日本は1%減となったものの、海外は主力の北米が3%増と堅調だった。為替は1ドル108円で、前年同期比13円の円高。営業損益段階での為替変動による減益影響は758億円に及んだ。四半期利益は6%減の1746億円となった。
通期は営業利益6000億円(前期比19%増)、純利益3900億円(13%増)としている従来予想を据え置いた。記者会見した倉石誠司副社長は「第1四半期の収益は計画を上回るペースだが、今後の市場環境の不透明感も考慮して通期予想は変更しなかった」と述べた。
《池原照雄》