スバル富士重、売上・販売過去最高も営業益24.3%減 第1四半期決算

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スバル XVクロストレック(北米仕様)
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富士重工業(スバル)は8月3日、2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は7694億円(前年同期比+0.5%)、営業利益は1015億円(-24.3%)、経常利益は1188億円(-8.7%)、四半期純利益は789億円(-6.3%)だった。

スバル車の全世界販売台数は、前年同期比8.9%増の24万5000台。国内販売では、軽自動車が前年を下回ったものの、登録車では『フォレスター』『インプレッサ』などが順調だったことから、同11.3%増の3万1000台となった。海外販売では、北米を中心に『レガシィ/アウトバック』『インプレッサ/クロストレック』などが好調に推移し、同8.5%増の21万4000台となった。全世界販売台数、海外販売台数、北米販売台数はいずれも第1四半期として、過去最高となった。

連結売上高は、為替変動の影響や販売台数の増加などにより、同0.5%増の7694億円と、第1四半期として過去最高を記録。損益は、為替変動の影響に加え、エアバッグインフレータに起因する品質関連費用を中心とした諸経費等ならびに試験研究費が増加したことで、営業利益が同24.3%減の1015億円、経常利益は同8.7%減の1188億円、当期純利益は同6.3%減の789億円となった。

通期連結業績見通しは、売上高を3兆1900億円(前回予測比+200億円)に上方修正。利益項目は為替変動およびエアバッグインフレータに起因する品質関連費用見通しを織り込み下方修正。営業利益4000億円(同-200億円)、経常利益4100億円(同-100億円)、当期純利益2850億円(同-80億円)とした。

《纐纈敏也@DAYS》

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