スズキ、営業益7.2%増…インドや欧州の販売好調 第1四半期決算

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スズキは8月3日、2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算を発表した。

それによると、売上高は7540億円(前年同期比-2.4%)、営業利益は592億円(+7.2%)、経常利益は613億円(-1.7%)、四半期純利益は380億円(+19.7%)だった。

四輪車事業は、軽自動車販売やOEM売上が減少したものの、昨年度に投入した『ソリオ』『エスクード』『イグニス』『バレーノ』など、登録車の販売が伸びたことで国内売上高は前年同期を上回った。海外売上高はインドや欧州等での販売は増加したものの、インドネシア、パキスタンでの販売減、および為替影響等により前年同期を下回った。この結果、四輪車事業の売上高は6844億円(-1.1%)、営業利益は為替影響があったものの、インド、欧州での販売増等により558億円(+4.0%)となった。

二輪車事業は、欧州、北米、アジアでの売上減少、為替影響等により売上高は507億円(-16.7%)と減少。営業利益は前年同期の営業損失26億円から営業損失6億円となった。

特機等事業の売上高は米国での船外機の売上は増加しているものの為替影響等により189億円(-5.7%)と減少。営業利益は40億円(-6.1%)と減益となった。

全体では、インドネシア、パキスタンでの四輪車の販売減、および為替影響等により売上高は減少。営業利益はインド、欧州での四輪車の販売増等により7.2%増加したが、経常利益は金融収支の減少等により1.7%減少。純利益は法人税や非支配株主に帰属する純利益の控除が減少したことなどで19.7%増加した。

通期連結業績見通しは、前回予想を据置いた。

《纐纈敏也@DAYS》

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