マツダの米国法人、北米マツダは8月2日、7月の米国新車販売の結果を明らかにした。総販売台数は2万7915台。前年同月比は2.8%増と、3か月ぶりに前年実績を上回った。
乗用車系では、主力車種の『マツダ6』(日本名:『アテンザ』)が、4341台を販売。前年同月比は10.3%減と、9か月連続で減少した。
『マツダ3』(日本名:『アクセラ』)は、8103台。前年同月比は14.7%減と、3か月連続の前年実績割れ。先代モデルを販売してきた『マツダ2』(日本名:『デミオ』)は、在庫販売が終了。『マツダ5』(日本名:『プレマシー』)は、17台。前年同月比は96.9%減と、13か月連続で減少する。
ライトトラック(ピックアップトラックやSUV)系では、SUVの『CX-5』が、1万0831台。前年同月比は13.7%増と、5か月ぶりに前年実績を上回った。新型を発売した『CX-9』は2243台で、前年同月比は41%増と、2か月連続で増加した。『CX-3』は1499台と、2015年夏の発売以来、販売は好調。
スポーツカーでは、新型『MX-5ミアタ』(日本名:『ロードスター』)が881台を販売。前年同月比は22%減と、14か月ぶりの前年割れ。
マツダの2015年の米国新車販売は、過去20年で最高の31万9184台。前年比は4.4%増だった。2016年1-7月は、前年同期比6.9%減の17万3269台にとどまっている。