ヤマハ発柳社長、電動アシスト自転車「若者層の取り込みが始まった」
自動車 ビジネス
企業動向

柳社長は「国内で完成車を買って頂いたお客様の約7割がユーザー登録して頂いている。そのユーザー登録の年代別分布をみると、65歳前後のシニア層はもともと安定して伸びているが、この10年間で一番伸びたのが35歳前後の子育て世代と通勤世代」と説明。
さらに「ここ1年で特に伸びているのが15~16歳で、高校に入学して自転車通学する人たちに(電動アシスト自転車の)『PAS』が入り始めた」と明かした上で、「この世代に向けては3年くらい前から商品造りとマーケティングをやってきて、だいぶ認知が上がってきたという状況」と述べた。
また海外での展開については「欧州市場へのプレゼンスが高まって、次は米国市場へ入っていく」との方針を示した。
《小松哲也》