クライスラーの主力セダン、200 …年内生産終了が決定

自動車 ビジネス 企業動向
クライスラー 200
クライスラー 200 全 3 枚 拡大写真

米国の自動車大手、FCA(フィアット クライスラー オートモービルズ)US。同社が、クライスラーブランドの主力セダンの生産終了の時期を、確定させた。

画像:クライスラー 200

これは7月26日、FCA USが明らかにしたもの。「クライスラー『200』の米国工場での生産を、2016年12月をもって終了する」と発表している。

FCA USは2016年1月、中期経営計画、「2014‐2018ビジネスプラン」の改訂版を発表。この中で同社は、「クライスラー200の生産を、1年半以内に終了する」と公表していた。

今回、クライスラー200の生産終了の時期が、2016年12月に決定。米国市場ではガソリン価格の下落により、顧客の嗜好がSUVやピックアップトラックにシフトしている。今後、大幅な販売増が見込めないため、中小型セダンのクライスラー200の生産を終了する。

FCAは、クライスラー200を生産している米国ミシガン州スターリングハイツ工場を改修する計画。ピックアップトラックの生産拠点に変更し、需要に応えていく。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 5000万円超えの「911」、F.A.ポルシェ生誕90年記念の『911 GT3』発表…世界90台限定
  2. 最新機種の“魅力”を解剖! カロッツェリアの「モニターレス機」なら、スマホを便利に使い倒せる![メインユニット最前線]
  3. ミシュラン「PILOT SPORT 5」、みんカラ年間大賞1位獲得…タイヤ・ホイール部門
  4. 「日本バイクオブザイヤー2025」大賞はヤマハ『XSR125』、人気投票で決定
  5. フィアットの超小型EV『トポリーノ』、米国導入が決定…欧州と南米に続く第3の市場に
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る