【オートモビル カウンシル】トヨタ、カローラ50年の歩みを歴代モデルで紹介

自動車 ニューモデル モーターショー
オートモビル カウンシル 2016、トヨタブース
オートモビル カウンシル 2016、トヨタブース 全 8 枚 拡大写真

トヨタ自動車は、千葉市にある幕張メッセで開催中のオートモビル カウンシルで、今年で生誕50年を迎えた『カローラ』の歴代の実車やパネル展示で、その50年の歩みを紹介している。

現行型カローラの開発を担当した安井慎一常務理事は8月5日のプレスカンファレンスで「カローラは1966年に初代が誕生した。50年の歴史を振り返るとクーペ、リフトバック、ハードトップ、ハッチバック、ワゴン、そしてバンとバラエティーに富んだボディタイプがある。お客様のライフスタイルの変化とともにスポーティな車もきめ細かく展開してきた」と紹介。

さらに「世界に目を向けると現在は、日本の5ナンバーサイズのセダンとアメリカのスポーティセダン、中国ではさらにワイドになっているプレステージセダンと、セダンの中でも3つの顔を持ったラインアップとなっている」とも付け加えた。

こうした歴史を経て「カローラは海外生産が全体の9割以上を占めるグローバルな車となってきた。また販売は154か国で行われ、2015年の販売台数は134万台で、規模にもよるが自動車会社1社分の販売台数に相当する」という。

その上で安井常務理事は「カローラは今では大変グローバルな車となっている。全世界のお客様、まさに地球人の喜ぶ笑顔を追い求め、地球に咲き誇る花冠=カローラを実現していきたい。そのために地球に美しい車造りをしていきたい。環境に美しく、走りも美しく、またスタイルも美しい、そんな車に次はしていきたいと思う」と締めくくった。

トヨタブースでは、初代カローラを始め、初代レビン、ラリーでも活躍した4代目の1600GTのほか、生誕50周年を記念した特別仕様車を展示。またパネルでは歴代モデルで振り返るカローラの年表やカローラによるモータースポーツの歴史などを紹介している。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 車検NGの落とし穴!? シート交換で絶対に知っておくべき新ルール~カスタムHOW TO~
  2. 21車種・64万台超、トヨタ自動車の大規模リコールに注目集まる…7月掲載のリコール記事ランキング
  3. これで公道走行可能だと? BMW『M2 トラック・パッケージ』がニュルに出現!
  4. 「衝撃の価格」中国メーカーの大型3列シートSUVが話題に!「むしろ経営が心配」の声も
  5. 「復活まじうれし!」「全色欲しい」新型スズキ『GSX-R1000』発表に、SNSは話題沸騰!
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
ランキングをもっと見る