宮崎ドライブに新たなランチスポット、カフェエリアが誕生。8月にリニューアルオープンしたシーガイアに、「東京で予約の取れない店」や、自由に回遊できる広いカフェテラスが登場し、「九州一周ドライブなどで、ステイする時間に選ばれるはず」と意気込む。
2015年春、大規模改修工事に着手し、中核施設「シェラトン・グランデ・オーシャンリゾート」の全面改装などを実施したフェニックス・シーガイア・リゾート。その1・2階部分には、都内で「予約の取れない店」といわれる「湯島くろぎ」の出店や、小山薫堂氏などが手がけた「風待ちテラス」などが新たな目玉に。
8月1日のオープン式典には、フェニックスリゾート松永裕文社長、小山薫堂氏などが出席。小山氏は、「このシーガイアのリニューアルは、『日本で最もおいしいホテルをつくる』がテーマ。その象徴のひとつ、宮崎ゆかりの黒木親子が参加してくれた。お父さんは市内の店をたたんでシーガイアに出店した」
「実家くろぎ」は、TV番組で“アイアンシェフ 和の鉄人”と称された黒木純氏が手がけた“宮崎版 湯島くろぎ”。黒木氏の実父が客をもてなし、9月から始めるランチでは、くろぎの茶漬け(数量限定)でドライブ客などを呼びこむ。
また、九州産の食材・米でまとめたメニュー・アテセットを出す「米九」は、めんたい、漬物、味噌汁、ご飯という“懐かしい日本食”でテーブルを彩る。両店とも1000円台で試せる。
宿泊者限定フロアの「風待ちテラス」は、カフェやベーカリー、焼酎 BAR、アクティビティーセンター、レタールームなどを回遊できる。
たとえば博多駅前のレンタカー各店では、夏休みに九州をめぐる客でピークをむかえる。「2泊3日程度で九州一周旅行など楽しむファミリーや学生グループなどの姿を多く見かける時期」とニッポンレンタカーはいう。九州道や東九州道で南下して、鹿児島や宮崎に泊まるパターンも多い。大分、阿蘇、霧島とジグザグに南下して、宮崎などで“乗り捨て”という客も少なくない」という。