日産 ブレード グライダー、EVパワートレインは英ウィリアムズ製

エコカー EV
日産ブレード グライダーの最新プロトタイプ
日産ブレード グライダーの最新プロトタイプ 全 5 枚 拡大写真

日産自動車が8月4日、ブラジルで初公開したEVスポーツコンセプトカー、『ブレード グライダー』の最新プロトタイプ。EVパワートレインは、英国のウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングが開発した。

画像:日産 ブレード グライダー

F1ウィリアムズの子会社、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングは2013年6月、日産自動車の高性能車やモータースポーツ活動を手がけるNISMO(ニスモ)と、高性能市販車の開発で協力すると発表。同社は英国に本拠を置き、モータースポーツから得た技術を市販車に生かすエンジニアリング活動を行っている。

日産ブレード グライダーの最新プロトタイプでは、ウィリアムズ・アドバンスド・エンジニアリングが開発したバッテリーおよびモーター技術を導入。モーターは最大出力268hp、最大トルク72.1kgmを発生。車両重量は1300kg。0‐100km/h加速5秒以下、最高速190km/hの性能を持つ。

5個の電池モジュールから構成する220kWの高性能リチウムイオンバッテリーを搭載。バッテリーとモーター用に特別に開発したクーリングシステムも採用する。

また、被駆動車輪に伝わるトルクをコントロールするためのシステムを搭載。ハンドリングを大幅に向上させた。例えば、アンダーステア時に、より大きいトルクを自動的に外側の駆動輪に送り込み、アンダーステアを抑制。トルク制御だけでなく、運転性能向上のために設計した同システムは、「off」、「agile」、「drift」の3つのモードを用意している。

《森脇稔》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 雪道での長時間立ち往生に備えた防災寝袋、 冬の車中泊にも…ベアーズロックが開発
  2. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  3. 新型ホンダ『CR-V』発表に「おかえり!」「カッコいい」など反響、最注目の価格は…
  4. 万能のメルセデスベンツ『ウニモグ』、史上最も豪華なコンセプトカー登場…『Gクラス』の上を行く
  5. ダムド、レトロな新作カスタムカー4台を展示へ!『ジムニーノマド』向け新作パーツの先行予約も…東京オートサロン2026
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る