横浜ゴム、最終利益5割減…円高が収益圧迫 中間決算

自動車 ビジネス 企業動向

横浜ゴムは8月10日、2016年1-6月期(第2四半期累計)の連結決算を発表した。

それによると、売上高2681億1700万円(前年同期比-9.5%)、営業利益157億1700万円(-37.9%)、経常利益は123億6600万円(-48.3%)、純利益は82億3500万円(-49.3%)だった。

主力のタイヤ事業は、売上高2082億円(-10.1%)、営業利益121億円(-37.6%)の減収減益。原材料安などの好材料はあったものの、国内の自動車生産台数の減少や需要低迷、価格下落など市場環境の悪化に加え、円高による為替影響が収益を圧迫した。

なお、前年同期に固定資産および投資有価証券の売却益40億円を特別利益として計上していたため、純利益は9.6%のマイナスとなった。

通期業績見通しは、売上高6000億円(前回予測比-520億円)、営業利益380億円(同-170億円)、経常利益310億円(同-200億円)、純利益200億円(-140億円)に下方修正。なお、7月に買収を完了したAlliance Tire Group B.V.(ATG)の業績は第3四半期より連結決算へ反映する予定で、通期業績予想に対しては売上高で270億円、営業利益で-45億円を織り込んでいる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 分割式で取り付け簡単、MAXWINの金属製スノーチェーン「K-TIR08」発売
  2. 「5速MTを残すのは漢」新型スズキ『ワゴンR』に反響続々! デザイン統一にも「思い切ったな」
  3. 日産、小型ミニバン『グラバイト』予告…2026年インド発売へ
  4. 三菱『デリカD:5』新型発売、価格は451万円から…SUVとミニバンが融合「三菱らしさ」武器に
  5. マツダ CX-5 新型、最高評価の5つ星獲得…ユーロNCAP
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る