パナソニック、独ソフトウェア開発企業を子会社化…次世代コックピットシステム実現へ

自動車 テクノロジー 安全
独オープンシナジー社(WEBサイト)
独オープンシナジー社(WEBサイト) 全 1 枚 拡大写真

パナソニックは8月9日、車載コックピットソリューション向け組み込みソフトウェア開発会社である独オープンシナジー社の全株式を取得し、子会社化したと発表した。

交通事故ゼロを実現するためには、先進運転支援システム(ADAS)に加え、運転者に安全運転を促す運転者支援システムが重要となる。現在のコックピットシステムでは、ナビゲーションなどのマルチメディア機能と警告表示による運転者支援機能が別のシステムによって制御されているが、今後はこれらの機能を連携させ、運転者へ直感的に分かりやすく情報を伝えるために、オペレーティングシステムレベルからのシステム統合が求められる。

オープンシナジー社が保有するソフトウェア技術は、複数の異なるオペレーティングシステムを1つのシステム上へ統合することができ、マルチメディア機能と運転者支援機能とが統合された次世代コックピットシステムを実現できる。

パナソニックの上原宏敏インフォテインメントシステム事業部長は、「オープンシナジー社を子会社化することで、次世代コックピットシステムを実現し、自動運転を見据えたコックピットシステムとADASの融合へ大きく前進する」とコメントしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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