住友商事と武蔵精密、欧州最大手の鍛造・機械加工メーカーに共同出資

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ハイ・ホールディング(Hay)
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住友商事と武蔵精密工業は8月10日、武蔵精密工業が全株式を保有する独・大手自動車部品メーカー ハイ・ホールディング(Hay)の株式を住友商事が25%取得することで基本合意したと発表した。

Hayは、主要完成車メーカーおよびサプライヤーと強固な取引関係を持つ欧州最大手の鍛造・機械加工メーカーで、欧州を中心に9拠点を展開。また、パワートレイン関連部品の高速熱間鍛造による価格競争力に強みを持ち、欧州自動車市場だけでなく、中国市場での需要増を捉えることで、今後大きな成長が見込まれる。

武蔵精密工業は、四輪車・二輪車メーカー向けにエンジン、ギア関連および足回りなどの部品製造、販売を行っており、11か国21拠点にてグローバルに生産を展開。住友商事は、自動車関連事業をコア事業の一つに位置付け、完成車の流通・販売や四輪車・二輪車に使用される鋼材販売事業に加え、自動車関連金融事業などにも取り組んでいる。

両社は、Hayの長期にわたる持続的な成長に向け、武蔵精密工業の技術力と住友商事の自動車関連事業のプラットフォームを活用することで、Hayの事業価値をさらに向上していく。

《纐纈敏也@DAYS》

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