米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)が、米国でおよそ41万台のリコール(回収・無償修理)を行う。
これは、米国NHTSA(運輸省道路交通安全局)が明らかにしたもの。FCA USから届け出を受けたリコールの内容を公表している。
今回のリコールは、9速ATの不具合が原因。NHTSAによると、トランスミッションのセンサークラスターに欠陥があり、その影響で走行中にギアが突然ニュートラルになるおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2014‐2015年モデルのジープ『チェロキー』、2015年モデルのクライスラー『200』、ジープ『レネゲード』、ラム『プロマスター』など。米国で販売された合計41万2855台が、リコールに該当する。
FCA USは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、トランスミッションのソフトウェアを更新するリコール作業を実施する。