コスモエネルギーホールディングスが発表した2016年4~6月期(第1四半期)の連結決算は、営業利益が前年同期より103億円マイナスの126億円となった。
売上高は前年同期比1167億円マイナスの4787億円となった。石油事業は、原油価格下落に加え、製品販売数量も減少し、減収となった。石油化学事業は丸善石油化学の子会社化の影響で増収となった。石油開発事業は原油販売価格が下落したため、減収となった。
収益では、石油製品市況の悪化でマージンが縮小したことなどから経常利益は前年同期比119億円マイナスの103億円と減益だった。在庫評価の影響を除いた連結経常利益は前年同期比151億円減益だった。
四半期純利益が同89億円マイナスの47億円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。