昭和シェル石油が発表した2016年1~6月期(中間期)の連結決算は、営業利益が前年同期比12.8%増の156億円となった。
売上高は同25.9%減の8515億円と大幅減収となった。石油事業では、ガソリンや軽油などの主要燃料油の合計販売量は前年を上回ったものの、原油価格下落の影響で価格が低下したため。
石油事業で国内燃料油マージンが低迷、経常利益は同3.7%減の132億円だった。たな卸資産評価の影響を除いた連結経常利益相当額は166億円で、前年同期比で127億円の減益だった。
四半期純利益は同41.8%減の52億円だった。
通期業績見通しは前回予想を据え置いた。