ドローン+風船=「バルーンカム」…パナソニックがライセンスを提供開始

航空 企業動向
ドローンシステム「バルーンカム」試作機
ドローンシステム「バルーンカム」試作機 全 2 枚 拡大写真

パナソニックは、ドローンと大型風船を融合し、スポーツやイベントなどでさまざまな演出が可能なドローンシステム「バルーンカム」の開発・製造、販売に関するライセンスの提供を開始した。

「バルーンカム」は、ヘリウムが充填されるバルーン部分、ローターユニット、フレーム、コントローラー、無線受信機とバッテリー部を合わせたドローン部と塩化ビニールの生地で構成する法人向け小型無人航空機。同社は6月に、その試作機を完成させた。

「バルーンカム」は、風船内にドローン全体を組み込んだ構造とすることで、安全性を高めた。プロペラの推進力を最適制御することにより、飛行の安定性と機動性を両立したこれまでにないドローンシステムとなっている。

「バルーンカム」の機体にカメラやLED、プロジェクターを搭載することで、ボディ全体を生かした光の演出や情報表示も可能。

今回、「バルーンカム」の開発・製造、販売に関するライセンス提供を行うことで、エンターテインメント業界、広告業界など、さまざまな業種・業態での「バルーンカム」の有効活用を推進する。

《レスポンス編集部》

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