燃料電池商用車事業化に向けて---住友商事とUSハイブリッドが提携

自動車 ビジネス 企業動向
USハイブリッドの実証実験中の燃料電池バス
USハイブリッドの実証実験中の燃料電池バス 全 2 枚 拡大写真

住友商事は、USハイブリッドと、燃料電池商用車分野で戦略的業務提携することで合意した。

【画像全2枚】

住友商事は、全世界にわたるネットワークを活用し、USハイブリッドの技術力と日系企業との技術力の橋渡しを担当し、燃料電池商用車の量産化を支援する。また、燃料電池商用車の日本市場での普及促進を通して、公共輸送部門を中心とした水素社会インフラの構築に貢献していく。

USハイブリッドは、傘下のUSフューエルセルと、米国で約30年の燃料電池開発経験を持ち、中大型のバスやトラック用途を中心とした燃料電池開発、生産に注力している。

USハイブリッドの燃料電池は、カリフォルニア州における路線バスの実証実験で2万1000時間を超える耐久性能を実証し、故障なしで90%以上の稼働率を記録している。加えて、USハイブリッドが製品化を発表した寒冷地対応の新型燃料電池は、燃料電池にとって重要な技術課題の一つとされてきた、水素と酸素の電気化学反応により燃料電池内部に発生する、生成水の制御を改善したものであり、燃料電池業界で注目されている。

水素をエネルギー源とする次世代エネルギーシステムである燃料電池の存在感が高まりつつある。燃料電池車の開発では、トヨタ自動車、ホンダが乗用車分野で量産化しているが、今後、大型商用車分野でも、燃料電池化が進む可能性がある。

燃料電池商用車は、2025年頃には世界で数万台の生産規模となり量産化が始まるとも言われている。特に欧米では商用車中心に実証研究が進んでおり、燃料電池の出荷実績や関連技術の特許数から見ても、米国は日本と並ぶ燃料電池技術の先進国となっている。

《レスポンス編集部》

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 世界一背が低い4ドア車として登場した、初代『カリーナED』【懐かしのカーカタログ】
  2. マツダの新型「FRスポーツ」開発始動! 特許公開、次期ロードスターかアイコニックSPか?
  3. 『エブリイワゴン』のロール感を抑えて乗り心地アップ、ブリッツの車高調キット「DAMPER ZZ-R」発売
  4. 【スズキ エブリイワゴン 新型試乗】快適性がさらにアップ、走りも“頼り甲斐のある”実用ワゴン…島崎七生人
  5. トヨタ『プロボックス』ついに全面刷新か? 見えてきた次期型の進化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 自動運転開発の分野で高まるNVIDIAとAWSの存在感、日本メーカーは中国のスピード感に対抗できるのか【AWS オートモーティブ AI イノベーション フォーラム】
  2. 居眠り・脇見を監視、「DMS」を義務化…乗用車は2031年から、バス・トラックではすでに普及
  3. ホンダの交換式電池、建設現場で実証…高さ385mの「トーチタワー」
  4. 電動車は誰が最後まで面倒を見るのか…KPMGコンサルティング プリンシパル 轟木光 氏[インタビュー]
  5. BYD12万人の技術力と日本市場への本気度、補助金逆風下「ラッコ」の戦略とは…BYD Auto Japan 東福寺厚樹 代表取締役社長[インタビュー]
ランキングをもっと見る