下水で車を走らせる---福岡市や豊田通商などに国土交通大臣賞

自動車 ビジネス 企業動向
下水から作った水素を供給する世界初のステーション
下水から作った水素を供給する世界初のステーション 全 2 枚 拡大写真

豊田通商は8月19日、福岡市、九州大学、三菱化工機と共同で進めている「水素リーダー都市プロジェクト」で、国土交通大臣賞を受賞したと発表した。

水素リーダー都市プロジェクトは、福岡市が2014年にスタートした、水素エネルギー社会の実現に向けた取り組み。プロジェクト第1弾として、豊田通商、九州大学、三菱化工機とともに、下水処理の過程で発生するバイオガスから水素を創出する創エネ技術の実証事業を行い、2015年3月には下水から水素を作って燃料電池自動車(FCV)に供給する世界初の水素ステーションを開設した。

今回、この取り組みで内閣府「第14回産学官連携功労者表彰」の国土交通大臣賞を受賞することとなった。8月26日、東京ビッグサイトで開催される国内最大規模の産学連携関連イベント「イノベーションジャパン2016」にて授賞式が行われる。

《纐纈敏也@DAYS》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 日産『エクストレイル e-POWER』、338馬力デュアルモーターの「e-4ORCE」をインドネシア投入
  2. 内装はまるで「地中海のヨット」! VWが新型キャンピングカー『グランドカリフォルニア』発表へ
  3. ランボルギーニの新型スーパーカー、初のカスタマイズ仕様「ポルト・チェルヴォ」公開
  4. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  5. 【エンジン音あり】話題の新型ホンダ『CB1000F/SE』の“図太”直4サウンドを鈴鹿で堪能! ライポジ&足つきを最速チェック
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  3. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  4. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
  5. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
ランキングをもっと見る