【ペブルビーチ 16】パガーニ ウアイラ に800馬力の「BC」…米国初公開

自動車 ニューモデル モーターショー
パガーニ ウアイラ BC
パガーニ ウアイラ BC 全 9 枚 拡大写真

イタリアのスーパーカーメーカー、パガーニ社は8月19日、米国で開幕した「ペブルビーチ・コンクール・デレガンス」において、『ウアイラBC』を米国初公開した。

ウアイラBC は3月、スイスで開催されたジュネーブモーターショー16でワールドプレミア。『ウアイラ』(HUAYRA)は2011年3月、ジュネーブモーターショー11で発表。『ゾンダ』の後継車に位置づけられるスーパーカーで、車名のウアイラとは、南米大陸に吹く風に由来している。

そのスタイリングは、ゾンダの正常進化と呼べるもの。エアロダイナミクス性能を磨き上げるとともに、カーボンとチタニウムを組み合わせたモノコックフレームを新開発。車両重量は1350kgに抑えられた。

ジュネーブモーターショー16で初公開されたウアイラBCは、ウアイラの軽量サーキット仕様車。フロントリップスポイラー、サイドスカート、大型リアウィング、ディフューザーを追加して、エアロダイナミクス性能を向上。タイヤはピレリ製で、フロントが255/30ZR20 、リアが355/25ZR21サイズを履く。

ミッドシップに収まるのは、メルセデスベンツの高性能車部門、AMG製のM158型6.0リットルV型12気筒ツインターボエンジン。ウアイラBCでは、このエンジンに専用チューンを施した結果、最大出力は800ps/6200rpmと、60ps強化された。最大トルクは112.2kgmと、10.2kgm向上。車両重量は1218kgへ、132kg軽量化。トランスミッションは、新開発のXtrac 製7速を組み合わせている。

《森脇稔》

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