米国の自動車大手、FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)US(旧クライスラーグループ)傘下のジープブランドの伝統モデル、『ラングラー』。同車の次期型に関して、ボディパネルの生産拠点が判明した。
これは8月26日、FCAのセルジオ・マルキオンネCEOが明らかにしたもの。同CEOは、「次期ラングラーのボディパネルは、スターリングハイツ工場の新プレスラインで製造する」と発表している。
スターリングハイツ工場では、新たな車体プレスの3ラインが稼働したばかり。この新しいプレスラインを使って、次期ラングラーのボディパネルを生産する。
なおFCA USは、次期ラングラーの最終組み立てを、オハイオ州トレド工場で行うことを確約済み。スターリングハイツ工場製のボディパネルが、トレド工場へと送られる。
マルキオンネCEOは、「長期間、外部のサプライヤーに頼ってきた。次期ラングラーのボディパネルは、自社製だ」とコメントしている。