ポルシェ、デジタル研究所を開所…独ベルリン

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ポルシェのデジタル研究所
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ドイツの高級スポーツカーメーカー、ポルシェは8月26日、ドイツ・ベルリンにデジタル研究所を開所した。

ポルシェのデジタル研究所は、今後の自動車に欠かせないインフォメーションテクノロジーの開発を行うための施設。ポルシェが属するフォルクスワーゲングループも、デジタル化の推進を最重要テーマのひとつに掲げている。

またポルシェは5月下旬、新会社の「ポルシェ・デジタル」を設立。ポルシェ・デジタルの目的は、プレミアム車のセグメントにおいて、デジタルモビリティソリューションの提供で主導的地位を築くこと。ポルシェ・デジタルの本社は、ドイツ・シュトゥットガルト近郊のルートヴィヒスブルク。

今回、開所したポルシェのデジタル研究所では、ポルシェとパートナーのMHP社のエンジニアが、共同で研究を行う。MHP社は、ルートヴィヒスブルクに本拠を置き、自動車産業におけるITコンサルタントで、主導的立場にある。

ポルシェ・インフォメーション・システムズのSven Lorenz副社長は、「ポルシェのデジタル研究所が、新技術の実験の機会を与えてくれるだろう」

《森脇稔》

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