東京メトロ、日比谷線の新型車両「13000系」公開…7両4ドアに統一へ

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報道公開された日比谷線用の13000系。本年度から2020年度にかけて導入される。
報道公開された日比谷線用の13000系。本年度から2020年度にかけて導入される。 全 3 枚 拡大写真

東京地下鉄(東京メトロ)は8月31日、新型車両「13000系電車」の最初に完成した7両編成1本(13101編成)を報道陣に公開した。本年度から2020年度にかけ日比谷線に導入され、同線で現在運用されている車両を置き換えていく。

日比谷線では現在、東京メトロの03系電車と、日比谷線に乗り入れている東武鉄道の20000系・20050系・20070系電車が運用されている。いずれも8両編成で、1両の長さは約18m。ドア数は片側3カ所と片側5ドアの車両が混在している。

これに対して13000系は、1両少ない7両編成に。ただし1両の長さは今より2m長い約20mで、編成全体の長さは現在とほぼ同じになる。ドア数は片側4ドアに統一される。車体デザインは、かつて日比谷線で運用されていた3000系電車や、現在運用されている03系を踏襲しつつ「近未来的な形状アレンジ」を加えたという。

東武鉄道も、13000系と同じ仕様の70000系電車を導入する予定。新型車両への置換えが完了してドアの数や位置が統一された後、日比谷線の全駅にホームドアが設置される予定だ。

《草町義和》

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