エコノミークラス症候群を防ぐ医療用弾性ストッキング

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スイスの医療テクノロジーを活用しているほか、高伸縮性素材などの素材にこだわり、履きやすさ・耐久性を実現している(画像はプレスリリースより)
スイスの医療テクノロジーを活用しているほか、高伸縮性素材などの素材にこだわり、履きやすさ・耐久性を実現している(画像はプレスリリースより) 全 2 枚 拡大写真

 ベノサンジャパンは、エコノミークラス症候群予防に有効な医療用弾性ストッキング「JETLEGS」の本格販売を1日から開始した。

 今年4月に発生した熊本地震では、屋内にいると余震が怖い、あるいは避難所ではプライバシーを確保できないといった理由で車中泊を続ける避難者が多く、車中泊によるエコノミークラス症候群の発症が問題になった。

 一般的に、エコノミークラス症候群は、体を動かさずに長時間座っていたり、トイレの回数が増えないよう水分を控えている時など、血液の流れが悪くなったり、血の固まり(血栓)ができやすくなるなど発症リスクが高まるとされている。

 そして血栓が脚から肺などへ達すると、血管を詰まらせ肺塞栓などの深刻な状況になる恐れがある。

 「JETLEGS」は一般医療機器として認定を受けた医療用弾性ストッキングで、市販のサポートストッキングとの大きな違いは、その高い圧迫圧。足首から段階的に圧迫することで、脚の静脈の血液が下から上に心臓方向へ流れやすくなり、血流をスムーズにする。これによりエコノミークラス症候群の予防に効果を発揮するそうだ。

 実際に被災地では、エコノミークラス症候群を防ぐため、循環器系学会が避難者に弾性ストッキングを配布し予防に取り組む活動を行った。また政府も災害時の車中泊避難対策の1つとして、「弾性ストッキングの備蓄」を検討しているという。

 価格は税込みで2,916円。同社通販サイトのほか、楽天市場やAmazonで販売される。今後は空港ショップやドラッグストアでの展開も予定している。

震災発生時の車中泊でも安心!エコノミークラス症候群を防ぐ医療用弾性ストッキング

《防犯システム取材班/鷹野弘@RBB TODAY》

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