不正改造車排除、1863台を検査して112台に改善措置命令 6月

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街頭検査の様子
街頭検査の様子 全 1 枚 拡大写真

国土交通省関東運輸局は、6月に実施した「不正改造車を排除する運動」強化月間の実施結果を発表した。

6月1日から30日までの1カ月間を「不正改造車を排除する運動」の強化月間として、自動車関係団体などの協力を得て、不正改造車の排除に向けて運動を強力に実施した。

関東運輸局管内の各運輸支局において、深夜・休日の特別街頭検査4回を含む16回の街頭検査、企業を対象とした検査など、合計58回実施した。

この街頭検査により、1863台の車両を検査し、近接排気騒音の基準値を超えるマフラーの取付け、回転部分の突出などの不正改造がされていた整備不良車両112台に対し、整備命令書を交付し、改善措置を命じた。

また、関東運輸局及び各運輸支局の「不正改造車・黒煙110番」窓口へ寄せられた不正改造車に関する情報は182件。このうち、登録番号の確認ができたユーザーに対し、不適合箇所を保安基準に適合させるよう、警告ハガキにより通知した。

このほか、ポスターの掲示、チラシの配布を行い、不正改造車の排除を呼びかけたほか、関東運輸局管内の自動車整備士養成施設12校の延べ1941人、不正改造防止に関する各種研修会31回の延べ2643人、不正改造車講習会など15回の延べ1136人に対し、不正改造車排除について講演した。

《レスポンス編集部》

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