【世界耐久選手権】スズキが連覇、最終戦 F.C.C. TSR Hondaは無念のリタイア

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F.C.C. TSR Honda(写真は鈴鹿8耐)
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2016年の世界耐久選手権シリーズ最終戦が8月27日にドイツのオーシャーズレーベンで行われた。

この大会は鈴鹿と同様に8時間の耐久レースとして行われ、初の世界耐久王を目指すF.C.C. TSR Hondaは予選で4番手となるが、決勝レースではマシントラブルにより無念のリタイアとなってしまった。

一方、このレースで優勝したGMT94YAMAHAはシリーズポイントを87に伸ばしたが、Suzuki Endurance Racing Teamが2位に入り、シリーズポイントを88とすると、昨年に続いて世界耐久王の座に就いた。なお、F.C.C. TSR Hondaはランキング7位でシリーズを終了している。また、ライダーランキングではGMT94YAMAHAのルーカス・マヒアスがトップで、F.C.C. TSR Hondaの渡辺一馬が18位で日本人最上位。マニュファクチャラーズ(メーカー別)ではヤマハ、スズキ、カワサキ、ホンダ、BMWの順となった。

さて、この世界耐久選手権シリーズの2017年暫定スケジュールでは、早くも9月17-18日のボルドール24時間(ポールリカールサーキット/フランス)で開幕する。そして2017年3月18日のポルティマオ12時間(ポルトガル)、4月22-23日のル・マン24時間(フランス)、5月20日のオーシャーズレーベン8時間(ドイツ)、6月24日の8時間耐久レース(開催地は未定)を経て、最終戦として7月30日に鈴鹿8耐が開催される。

2017年の鈴鹿8耐は、第40回の記念大会であり、シリーズ最終戦としての開催となる。シリーズ戦にフル参戦する日本チームもあることから、鈴鹿サーキットで日本チームの耐久王誕生のシーンが見られる可能性も高く、鈴鹿8耐がこれまで以上の盛り上がりを見せることは間違いない。

《佐久間光政》

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