【トライアル世界選手権 イタリアGP】ホンダのトニー・ボウがV10達成

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トニー・ボウとチームメンバー(イタリアGP)
トニー・ボウとチームメンバー(イタリアGP) 全 4 枚 拡大写真

トライアル世界選手権シリーズ最終戦・イタリアGPが9月3日・4日に開催され、レプソル・ホンダ・チームのトニー・ボウがチャンピオンを獲得。前人未到の10連覇を達成した。

ボウは、3日の決勝1日目に圧倒的な強さで優勝を飾り、この時点でシリーズチャンピオンを獲得。続く4日決勝2日目も優勝し、今シーズンを最高の形で締めくくった。

ボウは、2007年にHRCのワークスマシン「Montesa COTA 4RT」で初の世界チャンピオンを獲得して以来、10連覇を達成。また、人工セクションを走破する屋内競技のXトライアル世界選手権でも10年連続のチャンピオンに輝いている。

今シーズンのボウは、開幕直前の負傷により、万全な体制で戦うことが困難な状況だったが、第1戦スペインGPでは、決勝1日目に2位、2日目には優勝を獲得。以降の大会でも卓越したライディングにより、シーズン12回の優勝を獲得するなど、圧倒的な強さを発揮した。

10連覇を達成したボウは、「今シーズンは開幕直前に背中に怪我を負い、苦しい戦いを続けなければならなかった。終盤になってから調子は徐々に回復し、これまでの中で最高のシーズンを送ることができた。私はまだまだ成長を続けていると確信している。来シーズンも成長している姿を見てほしい」とコメントしている。

《纐纈敏也@DAYS》

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