JR東日本、低コストのホームドアを町田駅で試行

鉄道 テクノロジー
町田駅に導入される新タイプのホームドアのイメージ。ドア部はフレーム構造を採用する。
町田駅に導入される新タイプのホームドアのイメージ。ドア部はフレーム構造を採用する。 全 2 枚 拡大写真

JR東日本は9月6日、横浜線町田駅(東京都町田市)の4番線ホームに新しいタイプのホームドアを試行的に導入すると発表した。ホームドアの低コスト化に向けた検討を行う。

発表によると、新しいタイプのホームドアはJR東日本メカトロニクスが開発。従来のホームドアに比べ「低コストで工期短縮可能」という。

ドア部は横開きのフレーム構造を採用し、左右にスライド。既存のホームドアと同等の強度を確保しつつ、内部の機構を簡素化した。高さは現在普及しているタイプと同じ1.1mだが、ドアが開いたときの幅は2.8mで、列車の停止位置の許容範囲を拡大した。

まず年内に町田駅4番線ホームの東神奈川方に1両分設置して機能の確認を行い、本年度末には8両分設置する。これに伴い11月20日に一部の列車で運行時刻が変更される予定だ。

《草町義和》

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