シブヤ大学 映画祭部は、従来とは異なる映画の楽しみ方を提案する「第1回シブヤガワ映画祭」を10月10日、クオーツギャラリー(東京都渋谷区)で開催する。
シブヤ大学 映画祭部は、NPO法人「シブヤ大学」のゼミ活動の一つとして2015年3月に活動を開始。「渋谷」と「映画」に愛着がある人びとが集まって、「渋谷らしい映画祭」を開催するべく活動を行っている。
今回開催する第1回シブヤガワ映画祭では、アーティストやお笑い芸人をキュレーターに迎え鑑賞作品を当日までナイショにしたり、映画で男女の相性マッチングを図ったり、これまでの映画の観方とは異なる4種類のアプローチで映画を楽しんでもらう。
その1つ「ドキドキする映画鑑賞の法則」では、横並びに観るのが常識の映画を、バイクの2人乗りのように縦並びに座ってみたらどんなふうに観えるのか、密着して座る2人はどんな気持ちになるのかを検証する。ゲストスピーカーは精神科医のゆうきゆう先生。難しい心理学をマンガでわかりやすく解説することで知られるゆうき先生が、「映画と原付」をテーマに心理分析をしてくれる。
上映作品は2009年米アカデミー賞短編アニメ賞受賞作「つみきのいえ」と、米SFホラードラマ「ストレンジャー・シングス(未知の世界)」シーズン1。定員は原付に乗車する映画鑑賞席(カップル限定)が60名、着席観覧席が40名。