空の3次元地図など…ゼンリン、ドローン事業を推進

航空 企業動向

ゼンリンは、産業用ドローンの自律飛行向けの「空の3次元地図」の研究開発など、ドローン事業を推進する専任組織「ドローン事業推進課」を新設した。

ドローンは、空の産業革命と呼ばれ、国内でも急激に市場拡大が見込まれている。ドローンの産業利用への取り組みは民間企業の間でも加速しており、自律飛行を管理する仕組みが求められている。

同社では、住宅地図の整備・提供をはじめ、カーナビゲーション向け地図、スマートフォン向け地図を整備・提供してきた。最近は、あらゆるモノがインターネットにつながるIoT時代に向けて、自動運転向けの高精度3次元地図データや、クルマに最新の地図データを提供する技術の研究開発を進めている。

ドローンに関する取り組みでは、2016年5月にドローンサービスプラットフォーム「Sora Pass」を開始し、ドローンの飛行を支援してきた。

今回、研究開発に着手する 「空の3次元地図」は、ゼンリンが保有している地形・建物情報をベースに、空域情報を3次元化するもので、ドローンの自律飛行において、機体を安全に誘導するための基盤構築を目指す。

「ドローン事業推進課」は第二事業本部第二営業推進部に新設する。

《レスポンス編集部》

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