米国の自動車最大手、GMは9月9日、米国でおよそ364万台規模のリコール(回収・無償修理)を行うと発表した。
今回のリコールは、エアバッグの不具合が原因。GMによると、エアバッグのセンサーに不具合があり、事故の際、前席のエアバッグが展開しないおそれがあるという。
リコールの対象となるのは、2014‐2017年モデル。シボレー『コルベット』やキャデラック『エスカレード』をはじめ、シボレー、キャデラック、ビュイック、GMCの4ブランドの米国で販売された合計約364万台がリコールに該当する。
GMは、対象車を保有する顧客に連絡。販売店において、エアバッグセンサーのソフトウェアを更新するリコール作業を実施する。
GMは、「今回のリコールに係る費用が、第3四半期(7‐9月)の決算には影響を与えない見通し」とのコメントを発表している。