JR西日本『瑞風』、葉加瀬太郎さんがアンバサダーに…東京で発表会

鉄道 企業動向
『瑞風』アンバサダーに就任した葉加瀬太郎さん(右)と、JR西日本の室博・営業本部長(左)。
『瑞風』アンバサダーに就任した葉加瀬太郎さん(右)と、JR西日本の室博・営業本部長(左)。 全 5 枚 拡大写真

JR西日本は9月12日、2017年春の運行開始を予定しているクルーズ・トレイン『TWILIGHT EXPRESS 瑞風』のアンバサダーに、バイオリニストの葉加瀬太郎さんが就任したと発表した。同日、帝国ホテル(東京都千代田区)で就任発表会が開かれた。

葉加瀬さんはJR西日本のエリアである大阪府吹田市出身。毎日放送制作のドキュメンタリー番組「情熱大陸」のテーマ曲を制作したことなどで知られる。就任発表会ではNHK朝の連続テレビ小説「てっぱん」に提供したテーマ曲「ひまわり」を演奏した。

JR西日本によると、葉加瀬さんには『瑞風』が運行する山陽・山陰エリアの魅力を発信してもらうとともに、『瑞風』のコンセプトである「美しい日本をホテルが走る」をイメージした楽曲を制作してもらうという。葉加瀬さんは会見で「“風”を感じられる曲を作りたい。最初の2小節のイメージはできている」「車内での演奏イベントができればいいと思う」などと話した。

アンバサダーの就任発表会をJR西日本の営業エリアや『瑞風』の運行エリアから外れた東京で開催したことについて、同社は「首都圏でも『瑞風』の良さを伝えたかったため」(瑞風推進事業部)などとしている。背景には「首都圏では『瑞風』の知名度が低い」(関係者)という“焦り”もあるようだ。

JR西日本営業本部の室博本部長は会見で「今までは大阪で『瑞風』関係の発表会を行ってきたが、今後は東京でも発表会を行うようにしたい」などと話し、首都圏でのPR活動を強化していく方針を示した。料金などは12月末までに発表される見込みだ。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る