東京メトロ銀座線、一部運休へ…渋谷駅の移設工事 11月の計4日間

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銀座線の線路脇に建ち始めた新たな軌道桁。銀座線の新しいホームは現ホームの130m東側(渋谷ヒカリエ側)にできる
銀座線の線路脇に建ち始めた新たな軌道桁。銀座線の新しいホームは現ホームの130m東側(渋谷ヒカリエ側)にできる 全 3 枚 拡大写真
東京地下鉄(東京メトロ)は11月の計4日間、銀座線渋谷駅(東京都渋谷区)の移設計画に伴う線路切替工事のため、一部の区間で運休する。

発表によると、1回目は11月5・6日の2日間、2回目は11月19・20日の2日間を予定。切替工事が中止になった場合の予備日は、1回目が11月12・13日、2回目が11月26・27日になる。いずれも運休区間は渋谷~表参道間と青山一丁目~溜池山王間で、初発から終発まで運休する。

これ以外の表参道~青山一丁目間と溜池山王~浅草間では折返し運転を実施。振替輸送は東京メトロと都営地下鉄の全線で行い、JR東日本や東京急行電鉄(東急)、東武鉄道、京成電鉄、小田急電鉄、京王電鉄、首都圏新都市鉄道(つくばエクスプレス)も一部の区間で振替輸送を行う。

銀座線渋谷駅は、渋谷駅とその周辺の再開発計画に伴い、表参道方へ約130m移設して明治通り上空に駅を新設する工事が進められている。今回の工事では、現在の線路を南側に移し、新しいホームを建設するためのスペースを確保する。

乗車ホームと降車ホームを分離した現在の相対式ホーム2面2線に対し、新しい駅は島式ホーム1面2線になり、乗車・降車ホームの区別がなくなる。ホーム幅を拡大することで混雑の緩和を図り、さらにホームドアも設置して安全性が向上するという。

《草町義和》

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