クレーン車が前走のバイクをひきずって逃走

自動車 社会 社会

12日午後6時15分ごろ、京都府長岡京市内の府道を走行していた原付バイクに対し、後ろから進行してきた自走式の大型クレーン車が追突した。転倒したバイクはひきずられ、バイク運転者が死亡。車両は逃走したが、警察は後に47歳の男を逮捕している。

京都府警・向日町署によると、現場は長岡京市勝竜寺付近で片側1車線の直線区間。原付バイクは道路左側の路肩を走行していたが、後ろから進行してきた自走式の大型クレーン車が追突。バイクは押し出されるようにして転倒し、運転者ごと約100mに渡ってひきずられる状態となった。

この事故でバイクを運転していた京都市伏見区内に在住する39歳の女性は全身を強打。近くの病院へ収容されたが、まもなく死亡した。クレーン車はそのまま逃走したが、約20分後に約5km離れた伏見区内で発見。警察は運転していた山科区内に在住する47歳の男を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失致死)や道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕している。

クレーン車にはひきずったバイクの破片などが付着していたが、聴取に対して男は「事故を起こしたことを認識していない、何かに当たった記憶もない」などと供述。容疑を否認しているようだ。警察では事故発生の経緯を詳しく調べている。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  2. スクーターに求めるのは日常か、非日常か? “個性つよつよ”な2台、ヤマハ『NMAX155』とホンダ『ADV160』を徹底比較!
  3. 話題の日産の新型セダン『N7』がお目見え! 日本導入に期待せざるを得ない…ジャパンモビリティショー2025
  4. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  5. 三菱自動車、新型EVと『アウトランダー』のオフロード仕様を北米投入へ…2026年度
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る