三井化学、リチウムイオン電池電解液を中国で製造開始

エコカー EV
三井化学、リチウムイオン電池電解液を中国で製造開始
三井化学、リチウムイオン電池電解液を中国で製造開始 全 1 枚 拡大写真

三井化学は、台湾プラスチックス(FPC、本社:台湾台北)とリチウムイオン電池向け電解液を製造する合弁会社の台塑三井精密化学(FMAC)が中国の工場で営業運転を開始したと発表した。

リチウムイオン電池はノートブックパソコン、スマートフォン、タブレット端末の普及に伴い、市場が拡大してきたが、今後は環境への負荷が小さいハイブリッド車や電気自動車の普及が見込まれており、中国を中心に市場拡大が見込まれている。

このため、FMACは中国のFPC寧波コンビナート内に工場を新設し、リチウムイオン電池向け電解液を製造する。生産能力は年間1500トンで、需要に応じて順次、増強する。

三井化学は、中期経営計画において、モビリティ分野が成長を牽引するターゲット領域の一つとして位置づけており、リチウムイオン電池向け電解液はモビリティ分野の中で積極的に開発を進めている事業の一つ。FMACでの営業運転開始を機に、モビリティを中心とした電解液事業の拡大を図る。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. VWの新型コンパクトSUV『テラ』、AI搭載で世界20か国展開へ
  2. 「絶対にパンクしない」電動アシスト自転車発売へ、1充電で最大1000km走行も
  3. 背もたれに貼り付いた子どもたちの頭髪に…学術集会で議論された「ジュニアシートの適正使用」【岩貞るみこの人道車医】
  4. アルピナ創業家が新ブランド「ボーフェンジーペン」設立、ザガートとGTカー共同開発
  5. 【スズキ ジクサーSF250 試乗】この爽快感は単気筒ライトウェイトスポーツの「特権」だ…佐川健太郎
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 【調査レポート】ベトナムにおけるモビリティ市場調査~13社(四輪・二輪)の最新動向~
  2. VWと米ウーバーが提携、『ID. Buzz』の自動運転車を運行へ
  3. シェフラーがヴィテスコ合併後初の出展、ポートフォリオ拡大と顧客対応力をアピール…人とくるまのテクノロジー展2025
  4. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
  5. スバル『BRZ』、エンジン改良で安全性強化…332万2000円から
ランキングをもっと見る