自工会 西川会長、アメリカ市場「好調な状態であるのには変わりがない」

自動車 ニューモデル ショーカーライブラリー
日本自動車工業会  西川廣人 会長会見
日本自動車工業会 西川廣人 会長会見 全 3 枚 拡大写真

日本自動車工業会の西川廣人会長は9月15日、都内で開いた定例会見でアメリカ市場について「ややオーバーヒート気味だった需要が少し、ピークアウトしてきたかなと認識している」としながらも、「好調な状態であるのには変わりがない」との見方を示した。

西川会長は「年換算数値でみると1700万台をはるかに超えて1700万台後半から1800万台のところで上下するという状態で1年くらい推移している。ちょっとオーバースピードであるくらいの非常に高い水準」と指摘。

また「8月実績の換算値でも1700万台。1700万台でもアメリカの過去をみても十分高い数字。従って減速というよりは、ややオーバーヒート気味だった需要が少し、ピークアウトしてきたかなと認識している」と述べた。

さらに「1700万台でとどまっている、あるいは1700万台のレベルで上下していれば、非常にある意味で好調な状態であるのには変わりがない」と強調した。

その一方で「市場が過熱して潮目が変わるシグナルとして、各社のインセンティブの比率が少し増えている」とも指摘し、「急減速ではなくて慎重に見極めなければいけない段階にきている」との認識を示した。

《小松哲也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
  2. メルセデスベンツの主力SUV『GLC』、新型を9月に世界初公開へ
  3. カワサキ『Ninja ZX-25RR』を日本初導入、価格は105万2700円 スタンダード版「25R」は廃止
  4. 三菱『パジェロ』7年ぶり日本復活か!? 日産 パトロール 派生モデルの可能性も
  5. その名の通り1000馬力! 新型スーパーカー『ブラバス1000』発表、AMG GTのPHEVをさらに強化
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  3. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  4. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
  5. 湘南から走り出した車、フェアレディZやエルグランド…日産車体が量産終了へ
ランキングをもっと見る