【アウトメカニカ16】ドライブログアプリ、ボッシュブランドで世界展開を目指す

自動車 テクノロジー カーナビ/カーオーディオ新製品
ドライブログ・コネクト(アウトメカニカ・フランクフルト16)
ドライブログ・コネクト(アウトメカニカ・フランクフルト16) 全 8 枚 拡大写真
9月13~17日、ドイツ・フランクフルトにおいて、世界最大規模の自動車産業総合見本市「アウトメカニカ・フランクフルト」が開催されている。

ドイツの大手サプライヤーボッシュは、「修理&メンテナンス」エリアに巨大なブースを出展し、自動車部品だけでなく、メンテナンス用の機械類なども展示していた。

そのすぐ横で、ボッシュのロゴをあしらいながらも少し小さめなブースにクルマが1台と、巨大なスマートフォン画面が表示されていた。「ドライブログ・コネクト」と書かれたブースでは、ボッシュの100%子会社「モビリティ・メディア」が開発したドライブログアプリと、それに必要なOBDプラグを展示、販売していた。

「OBDでクルマとスマートフォンを繋ぐことで、クルマの状態をスマートフォンの画面上で常時確認できるようになります」という営業担当者。どこをどれぐらいの速度で走ったかというログ機能や、燃費良く走っているかなどのリアルタイム表示はもちろん、クルマに何か不具合が生じた際にその原因説明や、近くの修理工場までを案内する機能なども搭載されているという。

ビジネスモデルとしては、OBDプラグの販売と修理工場などへのデータ販売。取得したデータはクラウド上で管理されるとのことだ。

OBDからスマートフォンの接続はBluetoothで行う。ドイツ国内で3カ月前に販売を開始し、端末の値段は69.90ユーロ。月額料金などはかからない。ボッシュの販売網を活用し、世界展開も計画しているということだ。

《関 航介》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ダイハツ『ムーヴ』開発責任者が語る、スライドドアを採用した「3つの理由」
  2. 「本気の電動二輪が出てきた」ホンダ初のフルサイズEVバイク『WN7』発表にSNS沸く
  3. 「じゃじゃ馬っぽくていい」ホンダ『ヴェゼル RS』先行公開に早くも反響! デザインと性能に注目
  4. ヤマハの3輪スクーター『トリシティ』が進化! SNSでの注目は「デザイン」と「屋根が付くか」
  5. 「思ったよりだいぶ安い」トヨタ『GRヤリス』に新登場、エアロパフォーマンスパッケージに絶賛の声
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る