ホンダは9月16日、コンパクトなミニバン『フリード』シリーズを8年ぶりに全面改良し、同日発売した。
都内の発表会見で、国内営業を担当する日本本部長の寺谷公良執行役員は「月間6000台の販売を計画している。これにより、2016年度の国内四輪販売計画である68万5000台を確実なものにしたい」と表明した。
また、寺谷氏は事前受注が9月15日までに1万3000台になったと明らかにし、「コンパクトミニバンでナンバーワンを目指していきたい」と、強調した。
市場ではトヨタ自動車の『シエンタ』との競合が必至となる。寺谷氏は「フリードは累計50万台を超える販売実績がある。ご支持いただいたたくさんのお客様に、これからも乗っていただきたい」と述べ、ライバルを意識するより、既存顧客の代替に力を入れる考えを示した。