熊本地震の災害廃棄物処理、川崎市とJR貨物が連携

鉄道 行政
川崎市とJR貨物が連携して熊本地震の災害廃棄物を処理へ。JR貨物が災害廃棄物を熊本から川崎まで運ぶ。写真は東海道本線を走る貨物列車。
川崎市とJR貨物が連携して熊本地震の災害廃棄物を処理へ。JR貨物が災害廃棄物を熊本から川崎まで運ぶ。写真は東海道本線を走る貨物列車。 全 3 枚 拡大写真

川崎市はこのほど、熊本市と災害廃棄物の処理に関する協定書を締結したと発表した。熊本地震で発生した災害廃棄物を、JR貨物と川崎市が連携して処理する。

発表によると、熊本市が家屋の解体木くず(1日約20t)をコンテナに積み込み、JR貨物が熊本から川崎まで輸送する。川崎市は浮島処理センター(川崎区)で木くずを焼却する。実施期間は9月16日から2018年6月30日まで。

川崎市は1995年10月から、鉄道を活用した廃棄物輸送を実施。JR貨物は、同市北部で発生したゴミを臨海部の処理施設に運ぶ貨物列車を運行している。阪神淡路大震災と新潟県中越沖地震では、川崎市とJR貨物の連携による災害廃棄物の処理が実施された。

《草町義和》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 狭い道! 制限1.9mだが何かがおかしい…東京都小金井市
  2. 4億円オーバーのV12エンジン搭載「完全アナログ」なハイパーカー登場!
  3. ポルシェ、新型『911カップ』発表…520馬力にパワーアップ
  4. エアレスタイヤ搭載でペダルもなし、免許不要の特定小型原付「Future smart」発売
  5. トヨタ『ハリアー』6年ぶりのフルモデルチェンジへ…注目ニュースベスト5 2025年上期
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る