KYBの電動パワステ、ルマンLMPクラスで採用率72%

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最新型標準型コラムEPS
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KYBは、取り組みを強化しているレース用電動パワーステアリング(EPS)について、ルマン24時間耐久レース LMPクラスでの採用率72%を達成したと発表した。

KYBは、1994年の全日本ツーリングカー選手権車両向けを皮切りに、2001年にはルマン24時間レースを走行する車両向けにEPSの供給を開始。近年は車両の高速化に伴い、軽量化・耐振性に加え、高出力化が求められていることから、独自設計のモータとECUを開発し、2013年からは最新型標準型コラムEPSをレース市場にリリースしている。

KYB製レース用EPSは、世界中のモータースポーツカテゴリーの車両に搭載されており、ルマン24時間レースでは、2016年度の全出場車中45%、トップカテゴリーのLMPクラスでは72%のシェアを占めている。デイトナ24時間レースでも、プロトタイプクラスで88%のシェアを達成。国内のSUPER GT、スーパーフォーミュラに加え、新たに世界ラリークロス選手権(WRX)参加車両への供給も開始した。

KYBでは、2016年より無人EVレース「ROBORACE」車両へもEPSの供給を開始するなど、革新的な技術開発にも積極的に参画。今後も高機能、高付加価値の製品を開発し、KYBブランド力を高めていく。

《纐纈敏也@DAYS》

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