【BMW X5 xDrive40e 試乗】大きく、重いボディこそPHEVの恩恵にあずかれる…岩貞るみこ

試乗記 輸入車
BMW X5 xDrive40e
BMW X5 xDrive40e 全 8 枚 拡大写真

PHEVのよさは、大きくて重いボディのほうが、恩恵にあずかれると思う。モーターで強力にアシストすることで、いとも簡単に重量が4分の1になったかのように加速するからだ。しかも静かに。アクセルを踏んだときの想像以上の加速のなめらかさに、『X5』の見た目から感じる「重そう」というネガティブな思いが瞬間、消えてなくなってしまう。

【画像全8枚】

ボディ剛性の高さ、遮音性のよさは、PHEVになるとさらに磨きがかかって感じられる。一定速度で走っているときなど、聞こえてくるのはロードノイズと風切り音ばかり。エンジン音は耳をすませてもよくわからず、エンジンがかかっているのかどうかは、タコメータを見て回転数の針が動いているのかどうかを確認する始末である。

BMWはクラスを通して一貫性のあるインテリアデザインを重視しており、PHEVになっても既存のメータ類のデザインをベースにアレンジしてあるものの、PHEVは別の情報が欲しいことが多いので、専用の使いやすいメータを望んでしまう。

BMWは音のチューニングも熱心にやっていたし、それが魅力的だと思っていたのに、エンジン音がない世界を体験すると、音はどうでもいいやと思ってしまう。人間なんてそんなもの。女ゴコロは日本のゲリラ豪雨くらいころころ激しく変わるのだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★
インテリア/居住性:★★★★
パワーソース:★★★★
フットワーク:★★★★
オススメ度:★★★★

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家
イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。主にコンパクトカーを中心に取材するほか、最近はノンフィクション作家として子供たちに命の尊さを伝える活動を行っている。レスポンスでは、アラフィー女性ユーザー視点でのインプレを執筆。

《岩貞るみこ》

岩貞るみこ

岩貞るみこ|モータージャーナリスト/作家 イタリア在住経験があり、グローバルなユーザー視点から行政に対し積極的に発言を行っている。レスポンスでは、女性ユーザーの本音で語るインプレを執筆するほか、コラム『岩貞るみこの人道車医』を連載中。著書に「未来のクルマができるまで 世界初、水素で走る燃料電池自動車 MIRAI」「ハチ公物語」「命をつなげ!ドクターヘリ」ほか多数。2024年6月に最新刊「こちら、沖縄美ら海水族館 動物健康管理室。」を上梓(すべて講談社)。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

レスポンス公式TikTok

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ『シエンタ』専用の車中泊キット、3列シート7人乗り用が新登場…YURT
  2. ペット専用キャンピングカー、CAMBYが出展へ…FIELDSTYLE TOKYO 2026
  3. トヨタ『ヤリスクロス』次期型がまもなく登場?!…土曜ニュースランキング
  4. 【マツダ ロードスターRS 新型試乗】人や荷物ではなく「夢と愉しみ」を運ぶクルマ…中村孝仁
  5. 日産『エルグランド』新型、「AUTECH」のデザインを先行公開…“至福の空間”仕様の「VIP」も
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る