韓国キアモーターズは9月29日、フランスで開幕するパリモーターショー16において、『ソウル』の改良新型モデルを初公開する。
ソウルは2008年10月、パリモーターショー08で発表。ボクシーな5ドアハッチバックボディが特徴のサブコンパクトカーで、米国では日産『キューブ』やサイオン『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)などと競合してきた小型ハイトワゴン。
2013年春、ニューヨークモーターショー13でワールドプレミアされた現行ソウルは、2世代目モデル。基本デザインは初代を踏襲しており、ボクシーなフォルムは健在。しかし、ボディサイズは大きくなっており、とくにホイールベースは2570mmと、初代比で203mm延長。全幅も1800mmと、初代よりも152mm拡大した。全高は1610mmと変わらない。
ボディサイズを大型化した効果で、新型ソウルは室内スペースを拡大。前席のレッグルームは515mm増えて1089mm、後席のレッグルームは5.1mm増えて993mm、前席のヘッドルームはプラス5.1mmの1006mm、前席のショルダールームはプラス7.6mmの1409mmとした。
パリモーターショー16では、現行ソウルのデビュー3年を経て、初の大幅改良モデルが初公開される。新デザインのバンパーには、メタリックのスキッドプレートを追加。キア車に共通する「タイガーノーズ」グリルも、新デザインとした。テールランプも新しい。
インテリアは、グロスブラックやメタリックのアクセントを採用。車載インフォテインメントシステムは、グーグルの「Android Auto」およびアップルの「CarPlay」に対応するなどの改良を受けている。