「西武鉄道999」20000系で復活へ 10月8日から運転

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2代目「銀河鉄道999デザイン電車」のイメージ。10月8日から運転される。
2代目「銀河鉄道999デザイン電車」のイメージ。10月8日から運転される。 全 3 枚 拡大写真

西武鉄道と東京都練馬区の2者は9月28日、西武線で約5年間運転された「銀河鉄道999デザイン電車」を復活させると発表した。10月8日に出発式や車両展示イベントなどを行う。

「銀河鉄道999デザイン電車」は、松本零士さんの漫画「銀河鉄道999」の主要キャラクターである「星野鉄郎」「メーテル」「車掌」のイラストで装飾した電車。3000系電車の3011編成を使用し、2009年5月から2014年12月まで運行された。

発表によると、2代目となる「銀河鉄道999デザイン電車」は、20000系電車の8両編成1本(20158編成)を使用。10月8日から2019年3月末まで、池袋線・西武秩父線・豊島線・狭山線を中心に運行する。新宿線・拝島線・西武園線と多摩湖線の一部区間でも一時的に運行するという。

車体デザインは「緑豊かな練馬区の様々な魅力」を発信するとして、練馬区が開発したオリジナル色「NERIMA GREEN(ねりまグリーン)」をベースにする。これに初代「デザイン電車」と同様、「星野鉄郎」や「メーテル」などを描くが、他にも松本さんの漫画キャラクターである「キャプテン・ハーロック」などを描くという。

運行初日の10月8日は、豊島園12時32分発~池袋12時49分着と、池袋13時07分発~西武球場前13時45分着の列車として運行。豊島園発の列車は途中停車せず、池袋発の列車は大泉学園駅のみ停車する。いずれも一般の臨時列車として運行されるが、当日の混雑の状況によっては乗車できない場合もある。このほか、豊島園駅では12時10分から12時25分頃まで出発式を実施。西武球場前駅では14時から17時まで車両の展示を行う。

《草町義和》

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