ゲリラ豪雨の3次元高速観測に成功…日本無線のフェーズドアレイ気象レーダ

宇宙 テクノロジー
レドーム内のフェーズドアレイ気象レーダ
レドーム内のフェーズドアレイ気象レーダ 全 2 枚 拡大写真

日本無線は、独自開発したフェーズドアレイ気象レーダにより、東京湾周辺の都市部で発生するゲリラ豪雨の3次元高速観測に成功した。

東京湾周辺の都市部では、ゲリラ豪雨による水害や突風被害が多発しており、これらのゲリラ豪雨をもたらす積乱雲の発生メカニズムを解明し、防災に活かそうとする研究が行われている。

同社では、千葉市の日清紡ホールディングス中央研究所に設置しているフェーズドアレイ気象レーダにより、今夏に東京湾周辺の都市部で発生したゲリラ豪雨を、30秒という短い周期で3次元的に観測することに成功した。

今後、共同研究を行っている千葉大学やその他大学や、研究機関への観測データの提供、共同研究を実施し、連携して異常気象の発生メカニズムの解明、発生予測・進路予測などの研究を担っていく。これによって異常気象による災害低減を目指した社会貢献活動を推進していく方針。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  4. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る