【パリモーターショー16】アウディ Q5 新型、初公開…最大90kg軽量化

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アウディ Q5 新型
アウディ Q5 新型 全 8 枚 拡大写真

ドイツの高級車メーカー、アウディは9月29日、フランスで開幕したパリモーターショー16において、新型『Q5』を初公開した。

現行(初代)Q5は2008年4月、中国で開催された北京モーターショー08でデビュー。アウディのSUVの「Qモデル」では、『Q7』に続く第2弾として登場した。大型ボディのQ7よりも、ひと回り小さな車体のQ5は、その実用性の高さから、多くの市場で成功を収めた。とくに米国では長年、アウディブランドの最量販車に君臨している。

このQ5がデビューから8年以上を経て、初のモデルチェンジ。パリモーターショー16において、2世代目となる新型がワールドプレミアされた。

新型Q5は、アウディサルーンのスポーツ性、多面的なキャラクター、フレキシブルに使えるインテリアを融合させるべく開発。同時に、コネクティビティ、効率性、ドライバーアシスタンスシステムの各分野でも、セグメントの新たな基準を再び確立することを目指した。

外観フロントは、エアロダイナミクスに配慮したデザイン。彫刻的な造形のシングルフレームグリルが存在感を放つ。ヘッドライトは、LEDまたは高輝度のマトリクスLEDテクノロジーを用いた仕様を設定。マトリクスLEDには、ダイナミックターンシグナルが内蔵される。

新型Q5のボディサイズは、全長4660mm、全幅1890mm、全高1660mm、ホイールベース2820mm。現行型に対して、ほぼひと回り大きい。それでいて、高張力スチールとアルミを組み合わせた複合構造により、最大90kgの軽量化を達成している。

《森脇稔》

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