三菱自、再発防止追加策で山下副社長の直下にチェック機能を集中

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追加再発防止策の報告を終え、取材に応じる三菱自動車・益子修社長(左)と山下光彦副社長(右)
追加再発防止策の報告を終え、取材に応じる三菱自動車・益子修社長(左)と山下光彦副社長(右) 全 1 枚 拡大写真

「現場の法令順守意識の欠如と、経営陣のチェックの欠如」を指摘された三菱自動車。報告書を提出した翌日に発足するのは、「認証届出確認会」だ。

この確認会には、開発担当の山下光彦副社長ほか担当役員が出席。国土交通省に型式認証を求める直前の段階で、公正な内容であることをチェックする。経営レベルで組織改革の進捗状況がチェックできるような追加策は、山下氏頼みだ。

性能実験部の提出するデータを検証する立場にあった「認証部」は、すでに開発本部から独立させて、チェック部門としての機能を果たせるようにした。さらに認証部を山下副社長直下に配置し、機能を確実に担保するような仕組みとした。再発防止策の推進役となる事業構造改革室も山下氏の直下に配置し、改革が継続する形を整えた。

また、「法規で明文化されていない領域」の燃費測定についても、11月1日に専門委員会を新設、惰行プログラムを担当部門ではなく組織的に検討することとした。安全・環境分野のあるべき方向性を検討する製品安全環境技術委員会(仮称)も、来年1月に立ち上げる。

追加策では、山下氏の直下にチェック機能が集まる。益子社長も「山下副社長が外からきて、今までとは違った目で見る、あるいは組織を変えることも含めて変えていくこと」に期待する。ただ、山下氏の懸念もある。

「チェック体制をいっぱい敷くのは手ではないと思う。自律して正しいことを正しくやれることを作ることも大事。チェックもいるが自助努力という双方向でセットで考える。どっちがいらないということを言っているわけではない。十二分かと言われれば、十二分にしていきたい」

《中島みなみ》

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